Sub.X 埋立に経済的合理性がないことの実証(特集)
1.埋立計画の初期段階で将来性がない、支出面で負担が大きすぎることが指摘されていた。
中城湾港(泡瀬地区)埋立事業について・・(
2.埋立認可の下りた時点(2000年12月19日)で、埋立地に立地希望のホテルなどは
なかった。当初計画の栽培漁業センター、海洋研究所も来ないことがはっきりしていた。
3.沖縄県・
の失敗を「順調」と誤魔化して作られた。
4.東門美津子市長が選挙公約に従って作られた「東部海浜開発事業検討会議」の委員の意見は
「進められている事業は
全委員の報告が掲載されています。
5.東門美津子市長の記者会見内容(07年12月5日)
「1期工事は容認、2期工事は困難」の記者会見は、「工事進行」が主な理由であり、計画はこれから2〜3年かけて
検討するというものであり、その時点で以前の計画は「白紙」になり、事業の検討が振り出しに戻った。
「埋立必要理由」があって埋立が認可されたのに、当初計画が白紙になれば、埋立理由が無く、工事は中止されるべきである。
東門美津子市長の記者会見内容 http://www.awase.net/maekawa/07125toumonkishakaiken2.htm
問題点 http://www.awase.net/maekawa/071123.htm
6.08年11月19日(那覇地裁判決)の前に出された
土地利用計画見直しのために開かれている「ワークショップ」 09年1月28日(第2回)
7.
当初計画(187ha)の埋立の場合、
http://www.awase.net/maekawa/sizaisei1205.htm 1期のみでは137.4億円、2期までは293.56億円
売れない土地はインフラ整備もしないし、県からも購入しないと
国有地のままになる。
逃げている。
8.沖縄県の埋立事業の経済的合理性がないこと
沖縄県の事業目的は、客船埠頭造りである。埋立地に大きなホテル4つ、コンドミニアム、コテージを造り
外国からの「客船」を想定しての事業である。
ないのに「客船埠頭」造りは、「無駄な事業」になる公算が強い。
沖縄県の4年間の収支不足1260億円 県は莫大な収支不足が確定しているのに、無駄な支出が許されるのか?
大量不当解雇労働者の生活を守る緊急課題への対応(無駄な公共事業への支出より、大量の不当解雇労働者を救うのが緊急)
9.国(沖縄総合事務局)の埋立目的(新港地区FTZの港湾・東埠頭造り)の不合理性
FTZは破綻している 西埠頭はまだ余裕がある(毎年県が赤字補填をしている) FTZ構想は当初から成功しないことが予測されていた
FTZの港(東埠頭)は新たな赤字を生産する無駄な事業であることが十分予測される
中城湾港新港地区西埠頭など重要港湾は、赤字経営(08年11月15日、朝日新聞)
内閣府への要請・赤嶺衆議院議員の質問で明らかになったこと
08年12月17日、内閣府提供資料 08年12月17日赤嶺政賢衆議院議員の質問への回答
新港地区FTZの現状(H20年8月29日)を調べてきました。分譲価格が5割〜3割引きになったのに、
1坪も売れていませんでした。泡瀬干潟の埋立の目的→FTZ(失敗)の港の浚渫土砂の処分場造り
新港地区FTZ(新自由貿易地域)にIT津梁パークを誘致(沖縄県) FTZ事業の破綻を示す、新港地区に東埠頭は果たして必要か?
過去の記事、工業化(FTZ)不要論 関連新聞報道 関連、宮古トウゥリバーその後
新・FTZ優遇措置
新・FTZ分譲割引
10.経済的合理性のない埋立事業で世界に誇る泡瀬干潟が破壊されつつある現実
(1)サンゴ・海藻・海草・新種・貴重種・絶滅危惧種 周辺海域の変化 埋立てられる生物
(2)絶滅危惧種一覧(主に動物、一部海草を含む) 泡瀬干潟海域に生息する絶滅危惧種一覧(学名含む)
(3)絶滅危惧種一覧(藻類、改定版レッドデータおきなわ菌類編・植物編より) 藻類絶滅危惧種
11. FTZの新情報(09年3月30日) FTZ090427情報
12. 正念場の沖縄観光(沖縄タイムス) 観光危機(琉球新報)