情報公開、全面開示をかちとる

前川盛治(泡瀬干潟を守る連絡会・事務局長)

 

今日(2013年6月27日)、沖縄市が部分公開としていた情報(小型船だまりの事業者名、船名)の全面開示があった。これについての経過は、下記のとおりである。

 

1.沖縄市は、2010年7月30日に、東部海浜開発(泡瀬埋立)事業の市案を公表した。その後9月27日に、私(前川盛治・事務局長)は、市案の関連資料の情報公開請求を行った。それに対し、市長は、1012日に回答したが、その中の一つ「小型船だまり」関連資料については、「船名」「事業者名」の部分を墨塗りにし部分公開を行った。

2.それに対し、私は、全面公開要求の異議申立てを112日に行った。

3.沖縄市情報公開審査会(以下、審査会)は、私の異議申立て後、沖縄市から12月1日に諮問を受けて2011年7月から審議を行い、2012925日に審議終了・答申の決定を行い、1011日に市長に、審査会の結論として「市長が、本件異議申立ての対象となった文書を部分公開とした決定は妥当ではない」と「答申」を行い、「当該非公開部分を公開すべきである」としている。

4.ところが、審査会の答申から約8ヶ月が経過しているにもかかわらず、沖縄市長から私宛に、当該文書を公開しますという通知は届いていない。

5.私は、その経過を「論壇」(沖縄タイムス、6月19日)で公表した。

6.その後、6月24日に、沖縄市市政情報センターから、「小型船だまりの情報を全面開示します」との電話があった。

7.本日(27日)、午後1時、沖縄市市政情報センターでその情報を受け取った。

 

今日、沖縄市が私に渡した「決定」通知書と、小型船だまりの情報は、下記の通り。

 

 

 

添付書類「答申」は、このブログに掲載してある( http://awase.net/maekawa/20121130tousin.htm )ので省略

 

公開されt情報は次。

 

 

報道する「琉球新報」(2013628日)