今日、2月28日、11時半頃から13時半頃まで、北海道、酪農学園大学の6名の学生と引率教授(遠井朗子氏)の計6名の干潟案内をしました。

天気もよく、暑くも寒くもなく、絶好の干潟観察日和でした。

干潟に入る前に、連絡会作成の資料で、全体的な話(泡瀬干潟の特徴、埋立問題)を30分程行い、干潟で1時間半程観察しました。

案内は、吉里伸(副代表・鳥類説明)、前川盛治(埋立の問題点、干潟の生き物説明)でした。

観察できた生き物

フタエグサ、ウミニナ、タマガイ、砂茶碗(タマガイの卵塊)、アマオブネガイ、クビレミドロ、マツバウミジグサ、ウミジグサ、イソスギナ、ミナミコメツキガニ、カゴメノリ、ボウアオノリ、ムナグロ、ミサゴ、コサギ、ハボウキガイ(スエヒロガイ)、リュウキュウアサリ、ウミヒルモ、ザルガイなど

愛らしいミナミコメツキガニの動き(急いで逃げる様、砂に螺旋状にもぐる様)に見入る

ムナグロがいる、という吉里伸さんの声で、望遠鏡を覗く

砂茶碗とクビレミドロ。砂茶碗の説明には、不思議そうな顔をしていました。

クビレミドロ(絶滅危惧TA類)もまだ多数棲息していました。手前はイソスギナです。

クビレミドロの砂州では、素足で歩き、砂に脚を潜らせ、生きた干潟(柔らかい干潟)を実感しました。

左は引率教授の遠井朗子さんです。童心にかえります。

北海道と沖縄の気温差にびっくり、一昨日は寒さに震えていたのに、沖縄では、軽装で砂遊びができることにビックリしていました。

最後は、工事現場を背にして集合写真です。

案内は、前川盛治(事務局長)と、吉里伸(副代表・野鳥の説明)でした。

この写真撮影は、遠井さんでした。