北中城村に「イオンモール沖縄ライカム」着工

 

かねてから計画中の事業の起工式がありました(下記新聞記事)。この計画は、現在沖縄市が進めている東部海浜開発(泡瀬干潟埋立)事業の前に計画準備されていたものです。私たちは、この事業が東部海浜開発事業と競合(パイの奪い合い)することから、東部海浜事業(埋立完成は平成32年度、沖縄市の事業開始はそれ以降)の将来性のなさを指摘してきましたが、沖縄市はそれを無視して(互いに競合して成功させる?!)東部海浜開発事業をすすめています。このイオンモール沖縄ライカムの場所と、泡瀬埋め立て地はすぐ近くです(直線距離にして約3km)。また沖縄市の中心市街地とも隣接しています。

このイオンモール沖縄ライカムの内容は、記事によると、@県内最大規模の商業、リゾート施設、東南アジアを代表するナンバーワンリゾートモール、A350400の店舗が入居予定、B3千人の雇用、C年間1800万人の来場目標、C来春ゴールデンウイーク前の開業、B日本国内イオンモールでは4番目の規模、等です。

この場所は高台にあり津波の心配もありません。沖縄市東部海浜開発(泡瀬干潟埋立)地は、2〜5mの津波浸水域、津波避難困難地域です。沖縄市の計画(埋立地に、民間企業の宿泊施設・商業施設・健康医療施設誘致、沖縄市計画のスポーツ施設建設)の実現性が危ぶまれます。