沖縄県・津波被害想定検討委員会(津嘉山正光委員長)、2013128日、第4回会合

津波浸水域県内で拡大、M9想定 検討委が予測見直し

泡瀬埋立地は2m〜5mの津波浸水深域(埋立地の設計は2.5mの津波にしか対応していない)

埋立地(国、県施工の両方共)は、完全に水没です。

記事の色分けについて、県海岸防災課に問い合わせたところ、泡瀬埋立地(陸側約半分は,1〜2m、海側約半分は2〜5mや周辺の沖縄市東海岸は、2.0m〜5.0mの浸水深区域になるそうです。この場合の浸水深は、地盤(埋立地の地面)からの深さ(m)です。

津波遡上高(基準は海抜からの標高)は、泡瀬(海邦町)で、8.4mです。

現在の埋立地は、2.5m(海抜標高、CDLで表すと3.7m)の津波遡上高に対応した設計になっていますから、予測された津波が襲来したら、埋立地(国、県埋立地両方共)は完全に浸水域になり、被害が発生します。

このような埋め立てを許してはいけません。まさに人命無視の工事です。