残念ながら、2015年度工事(泡瀬干潟・浅海域埋立工事)が始まります。

4月〜7月は、トカゲハゼの保全のため、海上工事は行わないとの約束で、工事が「中断」されていましたが、

8月から工事が再開されます。実質は「台風明け」の10月頃からの着工になりますが、事前工事はすぐに始まります。

2015713日の環境監視委員会で配布された「事業進捗状況及び平成27年度工事予定」です。

1.事業進捗状況

 

国工事の、岸壁(−110mL=190m は、異議ありです。

泡瀬埋立事業と関連する新港地区での国工事は、「東埠頭泊地・航路の浚渫工事によって発生する浚渫土砂の処分(泡瀬干潟・浅海域を埋める)」であり、東埠頭の岸壁工事は「多目的国際ターミナル整備事業の一部」です。この二つの事業は、「一体不可分の関係がある」連動事業ですが、予算も別(泡瀬埋立・国予算332億円、国際ターミナル・国予算412億円)であり、別個の事業です。

本埋立事業の控訴審で「控訴人の控訴理由書」に対する「被控訴人(県知事)の反論」は、下記のようになっています。

「本件埋立事業と新港地区東埠頭の整備との関連性は認められない。両事業は別個の事業であり、仮に新港地区埋立事業の必要性がなく、そのための新港地区航路等浚渫工事の必要性がないものであったとしても、そのことから直ちに本件埋立事業の合理性が否定されることにはならない。(県知事答弁書、6頁、19行)」

これまで、「本件埋立事業」と「東埠頭の整備」は別の事業であると主張してきたことからすれば、「泡瀬埋立事業の国施工の工事(工種)」に、「新港地区東埠頭岸壁工事」が入ることは矛盾します。上記、「平成27年度予定工事の内容」は、重大な誤りがあります。

 国(沖縄総合事務局)、県(翁長県知事)は、これの説明責任が求められます。