201210月6日(土)、シンポジウム、「STOP泡瀬、辺野古、高江、大嶺、浦添(沖縄の自然環境を考える〜)」の報告

1.        参加者、約100

2.        アンケート提出者、25

3.        司会:KEN

4.        開会挨拶 花輪伸一(ラムサールネットワーク日本)

5.        基調講演 講演者:桜井国俊沖大教授 

演題:残そう! 素晴らしい沖縄の自然を未来世代に

6.        各地からの報告

(1)泡瀬干潟・浅海域埋立 小橋川共男・前川盛治(泡瀬干潟を守る連絡会)

※ 途中休憩(ミニコンサート:JUJUMO、フラダンス:島袋和) 

(2)高江   森岡浩二(ヘリパットいらない住民の会)

(3)辺野古  安次富浩(ヘリ基地反対協)

(4)大嶺海岸  高良洋(大嶺海岸を考える有志の会準備会)

(5)浦添  まよなかしんや(軍港反対市民行動実行委)

7.        採択した決議(文末)

8.        閉会挨拶:安部真理子(日本自然保護協会)

9.        マスコミ(沖縄タイムス、10月7日)報道

 

10.     同日報道された、泡瀬干潟埋立関連のニュース報道

本会議でも「泡瀬橋の県道認定否決」が可決されると、県の予算(110億円、そのうち国補助90億円)で造成予定のアクセス道路(4車線・歩道付き)の建設ができなくなり、泡瀬干潟・浅海域埋立工事がストップする可能性もある!

 

9・シンポジウムで採択された決議

 

シンポジウム 決議

 

日米両政府は、県民の総意・強い願いを踏みにじり、沖縄へのオスプレイ配備を強行した。日米合意「住宅密集地上空の飛行を避ける」、「ヘリモードの飛行は基地内とする」も軽々しくほごにされた。岩国に残る3機は欠陥機であることが露呈していたが、部品交換して6日、普天間に強行配備された。そして県民を侮辱し、あざ笑うが如く、伊江島、北部、高江での低空飛行、離着陸訓練を強行している。沖縄県民の命と島の自然を虫けら同然に扱う日米両政府の態度は未来永劫決して許されない。普天間基地の即時閉鎖返還、安保条約廃棄が大きな政治課題になっている。

そのような中で、今日、私たちはシンポジウム「STOP泡瀬、辺野古、高江、大嶺、浦添(〜沖縄の自然環境を考える〜)」を開催した。

桜井国俊沖縄大学教授は、基調講演で、今のような自然環境破壊が進行すれば、私たちの地球が「人間なしに終わる」ことが予測される、そして種の絶滅も急激に進行し、生物多様性の特別に高い宝の島々・世界自然遺産候補地の琉球諸島が取り返しがつかない状態まで破壊されると警告している。

また、自然破壊が進行している、沖縄の各地からも報告があった。

泡瀬では、絶滅危惧U類フジイロハマグリが生息している貴重な浅海域が今年の浚渫工事で失われようとしている。1区内の新種・貴重種・絶滅危惧種も保全されず、生き埋めである。

高江では住民の住む周辺で新たな米軍ヘリパット建設が進行し、オスプレイも飛来する。絶滅危惧種が数多く生息するヤンバルの森が「ゆでられ」、燃えてキャンプハンセンのブート岳の様な禿山にされる。

天然記念物ジュゴンやアオサンゴ、ウミガメの生息地、豊かな海草藻場の広がる大浦湾・辺野古海域が新基地建設で破壊されようとしている。

浦添では、那覇軍港の代替施設浦添軍港建設のために、キャンプキンザー西側の絶滅危惧TA類ホソエガサなどが生息する貴重な干潟が埋められる。

那覇大嶺海岸では、新滑走路建設の名目で絶滅危惧TA類クビレミドロなど貴重種が数多く生息する干潟が埋められようとしている。

報告にはなかったが、桜井氏の講演でも紹介されたやんばるでの林道建設で、貴重な森が皆伐され、ノグチゲラ、ヤンバルクイナに代表される固有の生態系が破壊に追いやられようとしている。

 私たちは、このような、自然破壊の進行を座して看過することはできない。この沖縄の現実を広く県内外、そして世界に発信し、自然環境を守る運動、米軍基地建設の犠牲にされる事への抵抗運動、県民の命と財産を守る運動を強化しなければならない。そして、これらの問題を全県民や自然保護団体の共通の課題として捉え、共同の戦いを発展させなければならない。

 今日ここに集った私たちは、以上のことを胸に刻み、戦いを強化していくことを誓う。そして次のことを強く要請する。

1.       泡瀬干潟・浅海域埋立、やんばる林道建設などの無駄な公共工事を即時やめよ。

2.       絶滅危惧種・新種・貴重種を保全せよ。大嶺海岸埋立てを回避せよ。

3.       高江ヘリパット建設、辺野古新基地建設、浦添西海岸埋立など、沖縄を米軍事基地建設の犠牲にさせるな。沖縄(普天間)に配備強行したオスプレイをただちに撤去せよ。普天間基地を即時閉鎖、返還せよ。

4.       琉球諸島を世界自然遺産に登録せよ。

 

宛先  

内閣総理大臣 防衛大臣 環境大臣 内閣府沖縄担当大臣 沖縄総合事務局 沖縄県知事 那覇市長 豊見城市長 沖縄市長 うるま市長 浦添市長 宜野湾市長 名護市長 東村長 国頭村長

 

201210月6日、シンポジウム「STOP泡瀬、辺野古、高江、大嶺、浦添(〜沖縄の自然環境を考える〜)」参加者

 

開会挨拶:花輪伸一氏

桜井先生の基調講演を聞く参加者

(パワーポイント映像のため会場が暗い)